転職ノウハウ

【転職エージェントの面談】聞かれること一覧と答え方|準備・当日の流れと、答え方で変わる担当者の優先度

面談は相談の場であると同時に、担当者があなたを「どの企業に紹介できるか」見立てる場でもある。聞かれることと答え方、答え方で何が変わるのかをまとめた。

公開日 2026-10-11

「転職エージェントの面談って、何を聞かれるんだろう」 「正直に話していいのか、それとも面接みたいに準備が必要?」

転職エージェントに登録すると、まず担当者との面談があります。面接ではないので、合否はありません。服装も自由で、本音で話していい場だと案内されます。

ただ、ひとつ知っておきたいことがあります。転職エージェントの報酬は、求職者ではなく、採用が決まった企業から支払われます。 求職者が無料で使えるのはこのためです。

つまり面談は、あなたが相談する場であると同時に、担当者が「この人をどの企業に紹介できるか」を見立てる場でもあります。何をどう話したかで、紹介される求人や、担当者がかけてくれる手間が変わります。

この記事では、面談で聞かれることと答え方を、項目ごとにまとめます。あわせて、答え方によって何が変わるのか、面談までに何を準備しておけばいいのかも紹介します。

この記事でわかること

  • 面談の基本(時間・形式・服装)と当日の流れ
  • 面談で聞かれる8つのことと、それぞれの答え方
  • 答え方で、紹介される求人や担当者の対応が変わる理由
  • 面談までに準備しておくこと

1. 初回面談の基本

初回面談は、担当者があなたの経歴や希望を聞き取り、どんな求人を紹介するか方向性を決めるための場です。面接ではないので、合否はありません。

項目目安
時間30分〜1時間半ほど。方向性が決まっていない人ほど長くなりやすい
形式オンライン・電話・対面から選べることが多い
服装自由。スーツでなくてよいが、清潔感のある服装にする
費用無料
持ち物履歴書・職務経歴書があれば用意。なければ経歴のメモで十分

形式は、オンラインがおすすめです。 移動がいらず、仕事の合間や帰宅後にも受けられます。電話は手軽ですが、顔が見えない分、伝えたいことを事前に整理しておく必要があります。

書類は、未完成でも問題ありません。 面談の前に送っておくと、担当者が目を通したうえで質問してくれるので、話が具体的になります。書類の添削を頼みたい場合は、その旨も伝えておきましょう。

面談は基本的に1回で、その後は求人の紹介や書類の添削、面接対策などに進みます。2回目以降の面談があるかどうかは、エージェントや状況によって変わります。


2. 面談当日の流れ

面談は、おおむね次の順番で進みます。

#内容やること
1あいさつ・サービス説明担当者の自己紹介と、サービスの使い方の説明を聞く
2経歴の聞き取りこれまでの仕事内容や実績を話す
3転職理由・今後のキャリアなぜ転職したいのか、将来どうなりたいかを話す
4希望条件の確認職種・年収・勤務地・働き方・転職時期などを伝える
5方向性のすり合わせどんな求人を探すか、いつまでに転職するかを決める
6求人の紹介その場で紹介されることもあれば、後日届くこともある

時間の大半を使うのは、2〜4の聞き取りです。何を聞かれ、どう答えればいいかは、次の3章で項目ごとに解説します。

1のあいさつの時間には、こちらからも質問できます。担当者がどんな業界や職種の転職を多く支援してきたかは、最初に聞いておくと、その後の話の受け止め方が変わります。

面談のあとは、紹介された求人への応募、書類の添削、面接対策へと進みます。


3. 面談で聞かれることと答え方

面談で聞かれるのは、主に次の8つです。

#聞かれること担当者が知りたいこと
3-1経歴・実績どんな企業に紹介できそうか
3-2転職理由次の職場で何を避け、何を叶えたいか
3-3キャリアプラン目先の求人だけでなく、どの方向に進むべきか
3-4希望職種・業界求人をどの範囲から探すか
3-5希望年収現実的に狙える求人の幅
3-6勤務地・働き方外せない条件
3-7転職時期いつ、どれくらいのペースで動くか
3-8他社の利用・応募状況重複応募を避け、日程をどう組むか

面接と違い、うまく答える必要はありません。大事なのは、担当者があなたに合う求人を探せるだけの材料を渡すことです。

3-1. 経歴・実績

聞かれる理由

どんな企業に、どんな強みを打ち出して紹介できるかを判断するためです。面談では「自己PRをしてください」と求められることはあまりありません。あなたの強みは、担当者が経歴の話から探してくれます。

履歴書や職務経歴書を先に送っている場合は、ゼロから聞かれるのではなく、書類をもとに深掘りされます。

答え方

  • 全部を細かく話すより、次の仕事でも活かしたい経験を中心に話す
  • 実績は、できるだけ数字を添える(売上、件数、人数、期間など)
  • 「こんなことは評価されないだろう」と自分で削らない。書類に書いていない経験や資格も伝える

例

法人営業を5年やっています。担当は中小企業向けの業務システムで、新規開拓が中心です。昨年は目標の120%を達成しました。後輩2人の育成も任されていて、営業資料のテンプレートを作ってチームで使っています。

3-2. 転職理由

聞かれる理由

次の職場で何を避けたいのか、何を叶えたいのかを知るためです。ここがずれると、紹介される求人もずれます。

答え方

  • 面談では本音で話してよい。 担当者が、聞いた理由をそのまま企業に伝えることはありません。企業に伝える転職理由は、本音をもとに一緒に考えてくれます
  • 不満だけで終わらせず、「だから次は何を叶えたいか」まで話す
  • 言いにくい事情は、詳しく話さなくてもよい。「職場環境が合わない」「事情があって詳しくは話せない」と伝えるだけでも十分

例

正直に言うと、一番の理由は給料です。成果を出しても昇給の幅がほとんどなく、評価の基準も見えません。次は、成果がきちんと評価と給与に反映される会社に行きたいと考えています。

面接で退職理由をどう伝えるかは、退職理由の答え方で詳しく解説しています。

3-3. キャリアプラン

聞かれる理由

今回の転職だけでなく、数年後にどうなっていたいかを知ることで、紹介する求人の方向性を決めるためです。

答え方

  • 5年後、10年後に「どんな仕事をしていたいか」「何ができるようになっていたいか」を話す
  • 決まっていなければ、正直にそう言ってよい。 担当者から、自分では気づいていない方向を提案されることもあります
  • 決まっていない場合も、「これだけは避けたい」「これは続けたい」があれば伝える

例

将来像ははっきりしていません。ただ、営業の経験は活かしつつ、いずれは企画やマーケティングにも関わりたい気持ちがあります。ずっと数字だけを追う働き方は避けたいです。

3-4. 希望職種・業界

聞かれる理由

求人をどの範囲から探すかを決めるためです。

答え方

  • 希望が決まっていれば、なぜその職種・業界なのかまで話す
  • 迷っているなら、候補を並べて「どこで迷っているか」を話す
  • 「未経験だから無理だろう」と自分で外さない。可能性があるかどうかは担当者に判断してもらう

例

同じ法人営業で業界を変えるか、マーケティング職に挑戦するかで迷っています。マーケティングは未経験ですが、営業資料づくりや顧客の声の分析は好きでやってきました。可能性があるなら両方見てみたいです。

3-5. 希望年収

聞かれる理由

現実的に紹介できる求人の幅を決めるためです。あわせて、今の年収も必ず聞かれます。

答え方

  • 今の年収は正確に伝える。 応募先の企業に伝わり、内定後に源泉徴収票などで確認されることもあります
  • 希望は1つの金額ではなく、「最低ライン」と「理想」の幅で伝える
  • 自分の相場がわからなければ、「この経歴だと、どのくらいが狙えそうですか」と担当者に聞いてよい

例

今の年収は480万円です。最低でも今と同じ水準は維持したく、できれば550万円くらいを目指したいです。私の経歴だと、どのくらいの幅が現実的でしょうか。

担当者から伝えられる年収の目安が、そのまま自分の相場とは限りません。複数のエージェントで目安を比べる方法は、転職エージェントの併用の記事で解説しています。

3-6. 勤務地・働き方

聞かれる理由

勤務地、リモートワーク、残業、休日、転勤の有無など、外せない条件を確かめるためです。

答え方

  • 条件は、「譲れない」と「妥協できる」に分けて伝える
  • 全部を「譲れない」にすると、紹介できる求人がほとんどなくなる
  • 残業や休日など、面接では言いにくい条件も、面談でははっきり伝えてよい。ここで伝えておかないと、条件に合わない求人も紹介の候補に入ってしまう

例

譲れないのは、転勤がないことです。週に1〜2日はリモートで働けると嬉しいですが、そこは求人次第で考えます。残業は月20時間くらいまでに収まる職場を希望しています。

3-7. 転職時期

聞かれる理由

いつまでに転職したいかで、求人を紹介するペースや、選考の進め方が変わるためです。

答え方

  • 決まっていなくても、「半年以内を目安に」のような目安を伝える
  • 「いい求人があれば」と思っている段階なら、そう伝えたうえで目安を添える
  • 状況が変わったら、担当者に伝え直す

例

今すぐではないですが、半年以内には転職したいと考えています。いい求人があれば、それより早く動くつもりです。

時期を「未定」のままにすると、紹介や連絡が減りやすくなります。理由は4章で解説します。

3-8. 他社の利用・応募状況

聞かれる理由

同じ企業への重複応募を防ぎ、選考の日程を組みやすくするためです。

答え方

  • 他のエージェントを使っていることは、正直に伝えてよい。併用はごく一般的です
  • 応募済みの企業名と、選考がどこまで進んでいるかも伝える
  • エージェントを通さず、自分で応募している企業があればそれも伝える

例

ほかに2社のエージェントにも登録しています。今は、自分で応募した1社が書類選考中です。重複しないよう、応募状況は随時お伝えします。

複数のエージェントを使うときの注意点は、転職エージェントの併用の記事の6章でまとめています。


4. 【死角】面談は、あなたを企業に紹介できるかを見立てる場

面談は「相談の場」として案内されます。それ自体は本当です。ただ、エージェントの仕組みを知ると、もうひとつの面が見えてきます。

報酬は、求職者ではなく企業から入る

転職エージェントの報酬は、紹介した人の採用が決まったときに、企業から支払われます。金額は一般的に、転職者の年収の3割前後です。求職者が無料で使えるのは、このためです。

つまりエージェントにとって、求職者は相談に乗る「お客さん」であると同時に、企業に紹介する「商品」でもあります。面談は、担当者があなたの話を聞きながら、「どの企業に、どう紹介できるか」を見立てる場でもあるのです。

担当者は「決まりやすい人」に時間を割く

担当者は、多くの求職者を同時に受け持っています。かけられる時間には限りがあるので、どうしても転職が決まりそうな人から優先することになります。

担当者が「決まりやすさ」を判断する材料は、面談での受け答えです。

  • 経歴や希望が具体的で、紹介できる企業が思い浮かぶか
  • 希望条件が現実的で、紹介できる求人があるか
  • 転職したい時期がはっきりしているか
  • 連絡を返してくれそうか

面談の印象がそのまま、その後の紹介の数や連絡の頻度に表れます。

時期を「未定」のままにすると、後回しになりやすい

特に影響が大きいのが、転職時期です。

中途採用は、欠員の補充や新しい事業の立ち上げなど、急いで人を採りたい理由があって募集されることがほとんどです。そのため担当者は、早く動ける人を優先して企業に紹介します。

時期を「未定」や「1年以上先」と伝えると、担当者は急いでいる企業と結びつけにくいと判断します。その結果、求人の紹介や連絡が減ることがあります。

怖いのは、求職者の側からは「放置された」としか見えないことです。原因が自分の伝え方にあったとは、なかなか気づけません。

3-7で紹介したとおり、急いでいなくても「半年以内を目安に」と目安を伝えておくだけで、この状況は避けやすくなります。

ただし、「決まりやすい人」に見せようとしすぎない

同じ仕組みは、反対向きにも働きます。採用が決まらなければ報酬はゼロなので、担当者には内定が出やすい求人に応募してもらいたいという動機もあります。

そのため、希望とずれた求人を「まずは受けてみませんか」と勧められることがあります。面接の練習になる、視野が広がるなど、もっともな理由がつくことも少なくありません。

ここで「担当者に気に入られたい」「意欲がないと思われたくない」と考えすぎると、本当は行きたくない会社に応募し、そのまま内定を承諾してしまうことがあります。

  • 意欲は見せる。でも、希望と違う求人には妥協しない
  • 勧められた理由に納得できなければ、「今回は見送ります。理由は〜です」と断ってよい
  • 応募や内定の承諾を急かされたら、その場で決めず、持ち帰って考える

断っても、理由を具体的に伝えていれば、担当者の優先度が下がることはありません。むしろ、次に紹介される求人の精度が上がります。急かされることが続くなら、担当者を変えるサインです(転職エージェントの併用の記事の5-3で解説しています)。

仕組みを知ったうえで、答え方を選べばいい

エージェントが悪いわけではありません。報酬の仕組みも、担当者の時間に限りがあることも、サービスの性質上どうしても生まれるものです。

大事なのは、仕組みを知ったうえで答え方を選ぶことです。面談で話す内容は、担当者があなたのために動くかどうかを決める材料になる。それを知っているだけで、伝え方は変わります。


5. 【死角】話したことは、推薦文の材料になる

エージェントは、求人に応募するとき、あなたの書類と一緒に推薦文を企業に送るのが一般的です。「この人はこういう経験があり、こういう理由で御社に合う」と、担当者があなたを紹介する文章です。

その材料になるのが、面談で話した内容です。

面談で話した本音が、そのまま企業に伝わるわけではありません。退職理由などは、担当者が伝え方を一緒に考えてくれます。ただし、何を強みとして打ち出すか、どの方向の求人を紹介するかは、面談で聞いた話をもとに決まります。

言葉にしなかったことは、なかったことになる

見落としやすいのは、話さなかったこと、あいまいに話したことは、担当者の判断材料に入らないという点です。

面談での言い方担当者の受け取り方その結果
「マーケティングにも興味はあるんですけど、未経験なので…」本人もあまり乗り気ではないマーケティングの求人は紹介されない
「大した実績はないです」打ち出せる強みが少ない推薦文が薄くなり、紹介できる企業も絞られる
「条件は特にこだわりません」どんな求人でもいい本当は避けたい条件の求人も混ざる

どれも謙遜や遠慮から出やすい言葉です。ですが担当者は、あなたが言葉にした範囲で判断するしかありません。

迷いは「どこで迷っているか」まで話す

迷っていること自体は、問題ではありません。問題なのは、迷いがあいまいなまま伝わることです。

迷っているときは、何と何で迷っていて、何が決め手になりそうかまで言葉にしましょう。

同じ法人営業で業界を変えるか、マーケティング職に挑戦するかで迷っています。決め手は年収です。マーケティングで年収が大きく下がるなら営業を選びますが、今と同じくらいなら挑戦したいです。

ここまで話せば、担当者は両方の求人を探し、比べる材料を用意できます。

盛らない

反対に、よく見せようと話を盛るのも危険です。

盛った経歴や実績は、推薦文を通じて企業に伝わります。面接で深掘りされたときに話が合わなくなり、エージェントと企業の両方からの信用を失います。経歴を偽ると、内定後に取り消される可能性もあります。

削らず、盛らず、迷いは迷いのまま具体的に。 それが、推薦文の材料をいちばん正確に渡す方法です。


6. 面談までに準備すること

面談は面接ではないので、完璧な準備はいりません。ただ、次の5つを用意しておくと、3章で紹介した質問にスムーズに答えられ、担当者に渡せる材料も増えます。

#準備すること対応する章
1経歴と実績のメモ3-1 経歴・実績
2転職したい理由と、次に叶えたいこと3-2 転職理由/3-3 キャリアプラン
3希望条件の優先順位3-4〜3-6 職種・年収・働き方
4転職時期の目安3-7 転職時期
5担当者に聞きたいこと5章 推薦文

1. 経歴と実績のメモ

職務経歴書がまだなくても、メモで十分です。会社ごとに、次の3つを書き出しておきましょう。

  • どんな仕事をしていたか
  • どんな成果を出したか(できるだけ数字で)
  • 次の仕事でも活かしたい経験はどれか

職務経歴書がある場合は、面談の前に送っておくと、それをもとに具体的な質問をしてもらえます。

2. 転職したい理由と、次に叶えたいこと

不満をそのまま書き出して構いません。そのうえで、それぞれの不満の横に「だから次は何を叶えたいか」を1行ずつ添えておきます。

3. 希望条件の優先順位

職種、業界、年収、勤務地、働き方などの希望を書き出し、「譲れない」「できれば」「こだわらない」の3つに分けておきます。

年収は、「最低ライン」と「理想」の2つの金額を決めておきましょう。

4. 転職時期の目安

決まっていなくても、「半年以内」「1年以内」のような目安を決めておきます。4章で解説したとおり、時期の伝え方は、その後の紹介のペースに影響します。

5. 担当者に聞きたいこと

聞きたいことを事前にメモしておくと、聞き漏れを防げます。

あわせて、面談の終わりに「私の経歴で、企業にはどこを強みとして伝えてもらえそうですか?」と聞いておくのがおすすめです。5章で紹介したとおり、推薦文の材料は面談で話した内容です。この答えから、担当者があなたをどう紹介しようとしているかがわかります。

  • 答えが自分の思う強みとずれていれば、その場で補足できる
  • 答えがあいまいなら、まだ材料が足りていないサイン。話し足りなかった経験を追加で伝える

担当者の質を確かめたい場合は、転職エージェントの併用の記事の5章で、複数の担当者に同じ質問をして比べる方法を紹介しています。

オンライン面談の場合は、通信環境や、使うツール(ZoomやGoogle Meetなど)が動くかも、前日までに確かめておきましょう。


7. よくある質問

Q1. 転職するか決めていなくても、面談を受けていい?

受けて問題ありません。 「自分にどんな選択肢があるのか知りたい」という段階で面談を受ける人も多くいます。転職するべきかどうか自体を、担当者に相談することもできます。

ただし、4章で解説したとおり、時期を「未定」のままにすると紹介や連絡が減りやすくなります。「まずは情報収集で、1年以内には動きたい」のように、今の段階と目安をあわせて伝えておきましょう。

Q2. 面談で紹介された求人は、断ってもいい?

断って構いません。 応募するかどうかを決めるのは、あなたです。

断るときは、なぜ合わないのかを具体的に伝えましょう。「年収が希望より低い」「仕事内容が営業寄りすぎる」のように理由がわかると、担当者は次の紹介の精度を上げられます。理由を言わずに断り続けると、担当者はあなたの希望をつかめないままになります。

「意欲がないと思われそう」と押し切られて応募するのは避けましょう。理由は4章で解説しています。

Q3. 面談のあと、連絡が来ないのはなぜ?

主な理由は次の4つです。

  • 条件に合う求人の紹介が一巡した:新しい求人が出るまで、連絡の間隔が空くことがある
  • 希望条件が狭すぎる:紹介できる求人がそもそも少ない
  • 転職時期を「未定」や「かなり先」と伝えた:直近で動く人が優先されやすい
  • 連絡を見落としている:メールが迷惑メールフォルダに入っている、返信していないものがある

下の3つは、自分から状況を変えられます。条件の優先順位や転職時期を伝え直し、未返信の連絡があれば返しましょう。それでも動きがなければ、担当者の変更を頼むか、別のエージェントも使ってみるのが確実です。

Q4. 面談の日程は、変更やキャンセルができる?

できます。 都合が悪くなったら、わかった時点ですぐに連絡しましょう。前日や当日の場合は、メールだと担当者が気づかないこともあるので、電話の方が確実です。

無断でキャンセルするのは避けてください。担当者からの信頼を失い、その後のサポートに影響します。

Q5. 面談のあとに、お礼のメールは必要?

必須ではありません。 ただ、送っておくと転職への意欲が伝わります。送るなら、面談の当日か翌日に、短い文面で十分です。

本日はお時間をいただき、ありがとうございました。○○業界の動向や、私の経歴の活かし方について具体的に教えていただき、方向性が見えてきました。引き続きよろしくお願いいたします。


8. まとめ:面談は、仕組みを知って答え方を選ぶ場

転職エージェントの面談は、面接ではありません。合否はなく、本音で話していい場です。

ただし、エージェントの報酬は企業から入ります。面談は、担当者が「あなたをどの企業に、どう紹介できるか」を見立てる場でもあります。だからこそ、答え方で、その後に紹介される求人や担当者の動き方が変わります。

押さえておきたいのは、次の3つです。

  • 削らない:「大した実績はない」「未経験だから」と自分で削った話は、担当者の判断材料に入らない
  • 盛らない:盛った話は推薦文を通じて企業に伝わり、面接で話が合わなくなる
  • 時期と迷いは、目安と中身まで言葉にする:「未定」「迷っている」で止めず、「半年以内を目安に」「何と何で、何が決め手で迷っているか」まで伝える

面談の準備は、3章の8つの質問への答えをメモしておくだけで十分です。最後に「私の経歴で、企業にはどこを強みとして伝えてもらえそうですか?」と聞いて、担当者の見立てを確かめておきましょう。

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